和歌山市議会 2002-09-25 09月25日-02号
環境庁は「本計画のうち、本港沖に計画されている廃棄物処理活用地については、埋め立てを厳に抑制すべきとされる瀬戸内海における大規模な埋め立てであり、瀬戸内海国立公園の特別地域に隣接していることから、特別地域内の重要な視点場である雑賀崎地区から望見した紀淡海峡から太平洋にかけての景観に著しい影響を与えるものである。
環境庁は「本計画のうち、本港沖に計画されている廃棄物処理活用地については、埋め立てを厳に抑制すべきとされる瀬戸内海における大規模な埋め立てであり、瀬戸内海国立公園の特別地域に隣接していることから、特別地域内の重要な視点場である雑賀崎地区から望見した紀淡海峡から太平洋にかけての景観に著しい影響を与えるものである。
先般の本港沖、いわゆる雑賀崎の埋め立ての問題であるとか、あるいは市長がおっしゃる花いっぱいの運動であるとか、和歌浦湾の振興であるとか、あるいは木村知事さんの公約である新税制の創設であるとか、あるいは医大の跡地の活用、こういった具体的な名前でおっしゃっていただくと、県市協調の姿が目に見えるかと思います。
「本計画のうち、本港沖に計画されている廃棄物処理活用地については、埋め立てを厳に抑制すべきとされる瀬戸内海における大規模な埋め立てであり、瀬戸内海国立公園の特別地域に隣接していることから、特別地域内の重要な視点場である雑賀崎地区から望見した紀淡海峡から太平洋にかけての景観に著しい影響を与えるものである。
まず1点目は、本港沖計画についてでございますが、本港地区以北は既に港湾としての形態をなしているとともに、新しい港湾計画、いわゆる修正案には和歌山市の意見も一部取り入れられており、本市の将来発展のために苦渋の決断をした、その経緯に理解を求めたところでございます。
本港沖計画は、平成9年9月に開催された和歌山県地方港湾審議会で港湾管理者の原案どおり承認されたことから、マスコミ報道により表面化し、一つの問題として浮上いたしました。 この計画は、雑賀崎地区の前面にある大島や双子島などに極めて近接して、117ヘクタールの港湾整備を行う計画でございました。
和歌山下津港本港沖港湾計画に係る雑賀崎前面の埋立計画につきましては、同意する前提条件であった6項目の和歌山市要望事項を確実に実行していただくこと及び今後さらに港湾を拡張するための本港沖での埋立計画は行わないことを確認した上で同意をいたしました。
私は、本港沖で今回の計画以上の埋め立てをすることにつきまして、去る6月21日に開催されました和歌山県地方港湾審議会に委員として出席した際、港湾管理者である和歌山県に対して、本港沖地区で将来さらなる埋め立てを計画するのかどうかを質問したところ、現在のところ、これを超えた埋め立ては考えていないという回答を得ております。
これを受け、県におきましては、和歌山下津港本港沖地区景観検討委員会を設置し、景観について修正案を含めて種々検討がなされているところでございます。 環境庁長官の発言趣旨としましては、地元意見等を取り入れる中で、港湾計画の必要性と景観保全について十分議論がなされた上において港湾計画の見直しを図るべきだとの見解だと考えてございます。
県は、環境庁の意見を受け、和歌山下津港本港沖地区景観検討委員会をつくり検討をしています。新聞報道によりますと、11月28日の第3回委員会では、県側は、埋立面積を原計画の3分の2に縮小し、埋立位置を従来より陸側にずらす修正計画案を提示したとのことです。
本港沖地区港湾計画は、国際港湾にふさわしい港湾整備を図っていく上において必要なことであり、和歌山市の将来の発展につながることだと考えていますが、同時に、自然環境や周辺景観について配慮することも大切だと思っております。
なお、雑賀崎埋立地につきましては、県において和歌山下津港本港沖地区景観検討委員会が設置され、種々検討がなされているところであります。 ○議長(浜野喜幸君) 久田企画部長。 〔企画部長久田公昭君登壇〕 ◎企画部長(久田公昭君) 29番山口議員の御質問にお答えいたします。
県は、これを受けて7人の学識経験者による和歌山下津港本港沖地区景観検討委員会を設置。6月13日に検討委員会の審議の後で、港湾課長が「計画を見直す必要がありそうだ。早い時期に地方港湾審議会を開いて議論し、結果をもう一度検討委員会に諮り、並行した議論をしなければならないだろう」と、計画の見直しと再度の地方港湾審議会の開催を表明しました。
本港沖埋立計画につきましては、和歌山下津港全体の基本ゾーニングプランの中で、本港沖海域が物流拠点のための開発可能空間として最適だということで策定されたものであり、近畿の海の玄関口として、国際港湾にふさわしい基盤整備を図っていくことは、将来の和歌山市の発展を考える上からも大切であると思っております。
それは、ベイフロンティア構想を言うのだと思いますが、その構想によると、和歌山港本港沖地区計画の概要に示されている物流の高度化に対応し、将来の物流の中心になるための基盤整備であります。
次に、和歌山港本港沖の埋立計画についてでありますが、「瀬戸内海国立公園の特別地域に隣接していることから、景観の保全についてさらに検討されたい」と今回の中港審の中でも意見が付されていることもあり、県においても周辺の景観について柔軟に対応されるべきものと考えており、今後、県とも十分協議をしてまいりたいと思います。 なお、景観保全条例の制定につきましては、今後研究してまいりたいと考えております。
次に、本港沖の埋立計画についてであります。 和歌山下津港港湾整備構想調査委員会において、本港区の外防波堤沖を開発可能空間とする基本計画ゾーニング構想の検討がなされるなどの経過を経て、今回の地方港湾審議会で具体的な計画案として諮問されたわけであります。
西口知事が提唱されているベイフロンティア構想の中核として、将来、近畿圏の物流の一翼を担う本港沖地区計画が建設残土をもって行われるわけですが、これをめぐって和歌浦観光旅館組合、和歌浦観光協会、雑賀崎連合自治会、市民グループと商工会議所など賛否両論ある中で、去る11月28日に中央港湾審議会から答申がありました。